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無限に連なる部屋の中で

 扉に手をかけて開く。
 部屋に足を踏み入れ、周囲を見渡す。そこには思いも寄らない景色が広がっている。
 記憶だけではない。閉じ込めてきたもの、捨て去ってきたもの、名前を与えられなかったもの。様々なものがその部屋には存在している。
 そこにあるものを目に焼き付けては、喜び、驚き、ときには悲しむ。
 そうしてまた、次の扉を開くのだ。

作品について

 2010年頃に制作されたシリーズです。
 制作を自身の内に蓄積された知識や記憶、感触の再構築として考えていました。
「部屋」はその象徴です。そうした意味で、この時期の作品には内面的な性質が強く表れています。

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