Solo Exhibition: 薄明かりの風景

東京都の文京区本郷にあるトーキョーワンダーサイト本郷で初個展「薄明かりの風景 (2012.8.4−8.26)」を開催しました。本展では、現れては消えゆくうつろいゆく影、光と闇が混ざり合うときに生じる白昼夢のような儚い風景というものをテーマにドローイングの展示を行っていました。
−Artist Statement
夜、スタジオで作品の制作をしていると、夜から朝へと移り変わる風景をみることが度々あります。夜の暗闇の中ではあらゆるものが一体化して、ひとつの大きな影になっています。しかし、朝へと向かい薄く光が射し込みはじめると、ひとつの影はそれぞれのかたちへと次第に分かれていくのです。
そのような薄明かりの中にある個人的な風景を表現したいと思っています。薄明かりの風景とは、光と闇が混ざり合うときに生じる白昼夢のような風景と言えます。そこでは神話やお伽噺などのように、人も自然も混ざり合いながら変化し続けていきます。それらの風景はそれぞれが物語の一場面として緩やかに繋がり、幾つかの物語となっていくのです。






Title: Scenery in Dim Light
Venue: Tokyo Wonder Site Hongo
Period: Saturday, August 4 - Sunday, August 26, 2012
Closed on: Mondays
Open Hours: 11:00 - 19:00
Admission: Free
Address: Tokyo Wonder Site Hongo 3F, 2-4-16 Hongo Bunkyo Tokyo 113-0033 Japan
Telephone: 03-5689-5331
In cooperation with: Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture, Tokyo Wonder Site
2012. 7. 15. Sun.