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物語が生まれるとき、世界がはじまる
遥か昔から人々は、民話や伝説、神話を創造しながら、それらの物語を通して自らを取り巻く世界への理解を深めてきた。
未知なるものに畏怖しつつも神秘を感じ、神聖性を認めて崇め祀る。そして物語を紡ぐことで、未知なるものへのイメージを築きあげていったのだ。
物語とは、そのような未だ知らぬものへの理解を深める手段であり、個人や社会の根拠を形づくるためのプロセスとも言えるだろう。私たちは物語によって、なぜいまここに存在しているのかを直感することができる。
すなわち世界は、物語によってはじまるのである。
作品について
2015年から2017年にかけて制作されたシリーズです。
絵本、漫画、児童文学への関心を背景に、イメージと物語の関係を探っていました。
人物、仮面、静物、森、湖、星といったモチーフは、物語の断片のようなイメージとして現れています。

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